保護者・家族との対話を通じた支援

お子さまの発達支援において、私たちが何よりも大切にしているのは、 保護者の皆さまとの「対話」です。
えんりっちでお子さまが過ごす時間は、一週間のうちのほんの数時間。 でも、ご家庭での日々の暮らしは毎日続いていきます。
その「毎日」が豊かで、安心できるものになってこそ、 お子さまの成長は本当の意味で支えられると、私たちは考えています。
だからこそえんりっちでは、お子さまへの療育だけでなく、 保護者の皆さまとの対話を通じて、 ご家族全体を支えることを大切にしています。
「今日はこんな表情でしたよ」
「おうちではどうでしたか?」
そんな何気ないやりとりの中で、 日々の小さな不安を解消し、一緒に答えを見つけていく。
私たちは、教える立場ではなく、 一緒に考え、一緒に悩み、一緒に喜ぶ「伴走者」でありたいと願っています。
私たちが「送迎」を行わない理由
えんりっちでは、送迎サービスを行わず、保護者の皆さまに直接お迎えをお願いしています。
それは、毎日お顔を合わせて「今日はこんな表情でしたよ」「おうちではどうでしたか?」と言葉を交わす時間こそが、お子さまの成長を支える土台だと考えているからです。
お子さまが施設で過ごす数時間は「点」。でも、ご家庭での日々の暮らしは「線」です。その「線」が豊かになってこそ、発達支援の意味があると、私たちは信じています。
だからこそ、この「顔の見える対話」を積み重ね、ご家族と一緒に歩む時間を、私たちは何よりも大切にしています。
私たちが大切にしている3つの視点

1. お子さまの「自信」を守るために
お子さまに「困った行動」が出てしまうとき、それは「周りの環境やルールと、お子さまの個性が噛み合っていないだけ」ということが少なくありません。
今の社会の多くは、「平均的な人」に合わせて作られています。そのサイズに無理やり合わせようとすると、お子さまは「自分はダメなんだ」と自信を失ってしまうことがあります。
私たちは発達支援の専門家としての視点から、「この子に合った環境」を一緒に考えます。
それは、今の笑顔を守るだけでなく、お子さまの未来の自信(自己肯定感)を守ることにつながっていると信じています。
具体的には
- お子さまの特性に合わせた道具の使い方や、日常生活での小さな配慮をお伝えします
- 施設での「できた」をご家庭でも再現できるよう、具体的な関わり方や環境の工夫をその都度共有します
2. 保護者の方も、お子さまと一緒に育っていく
「この子に合った育て方って、何が正解なんだろう」
「周りと違うやり方で、本当に大丈夫なのかな」
そんな不安を抱えながら、日々試行錯誤されている保護者の方は少なくないと思います。
特に、世の中の「当たり前」がわが子には当てはまらないと感じたとき、一人で答えを見つけ出すのは本当に大変なことです。
私たちは、教える立場ではなく、一緒に考え、一緒に悩み、一緒に喜ぶ「伴走者」でありたいと考えています。
保護者の方が、実感を持って納得できる答えを、一緒に見つけていけたらと願っています。
具体的には
- 情報があふれる時代だからこそ、「わが子にとって本当に必要な情報」の見極めを一緒に考えます
- 療育後の振り返りで、日々の小さな疑問や不安を気軽にお話しいただけます
3. 孤独を解消し、チームで支える
世の中の多くの仕組みが「平均的な人」に向けて作られている中で、特性のあるお子さまを育てることは、時に強い孤立感を生みます。
本来、その不安を受け止める窓口が必要ですが、現実には相談先が不足し、すぐに助けを求められない状況があります。
だからこそ、えんりっちは一番身近な「相談の窓口」でありたいと考えています。
社会資源の活用から日々の小さなお悩みまで、現場でお子さまを見守る私たちだからこそできるサポートがあります。
具体的には
- 困ったときに、「とりあえずえんりっちに相談してみよう」と思っていただける関係づくりを大切にしています
- 必要に応じて、他の専門機関や福祉サービスとの橋渡しもお手伝いします
えんりっちの保護者支援の内容

「対話を大切にする」と言っても、具体的に何をしてくれるの? そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
えんりっちでは、日々の療育の中での対話から、じっくり向き合う個別相談まで、 保護者の皆さまの状況に合わせた支援をご用意しています。
子育てサポート(療育後の振り返り・相談)
「今日、うちの子はどんな様子でしたか?」
「家でも同じようにできるでしょうか?」
そんな日々の小さな疑問に、療育のたびにお答えする時間を大切にしています。
施設での「できた」をご家庭でも再現できるよう、具体的な関わり方や環境の工夫をその都度お話しします。
小さな疑問も、その場で解消できる。そんな日々のやりとりが、安心につながると信じています。
事業所内相談(個別面談)
「じっくり相談したいことがある」
「周りを気にせず、今の想いを話したい」
そんなときには、個別の面談時間をお取りします。
療育後の限られた時間では話しきれない悩みや、これからのことについて、ゆっくりとお話を伺います。
一人で抱え込まず、一緒に考える時間を持ちましょう。
就学支援(就学相談に向けたサポート)
「小学校はどうしよう」
「この子に合った環境って、どこだろう」
就学という大きな節目を迎えるとき、選択肢の多さに戸惑われる方も少なくありません。
お子さまに合った学びの場を一緒に考え、就学相談に向けた準備や、学校へのスムーズな引き継ぎをサポートします。
環境が大きく変わる時期だからこそ、しっかり伴走します。
ご家族全員が自分らしく、笑顔でいられる道を一緒に作っていきましょう
お子さまの成長は、ご家族の安心と笑顔があってこそ。
えんりっちは、お子さまだけでなく、保護者の皆さま、そしてご家族全体を支える場所でありたいと願っています。
どうぞお気軽に、今の想いをお聞かせください。
お気軽にお問い合わせください。
えんりっちでは、「自分らしく、安心して育つこと」を支えるために、支援の考え方や方針も、できるだけ丁寧にお伝えするようにしています。
もっと具体的に知りたい方へ向けて、支援プログラム全体の構成や考え方をまとめた資料もご覧いただけます。
また、「うちの子の場合はどうかな?」「ちょっと見学してみたい」と感じた方は、どうぞお気軽にご連絡ください。